timelake

" 時間" のイメージはいつの間にか、左から右へ流れていくタイムラインのイメージが定番となっています。 それは、マスメディアのTVドラマや、CM、PV、映画などの結末に向かった時間軸のある" 映像" の影響が大きいように 思います。さらに気軽に動画編集ができるようになり、左から右へ流れていくタイムラインのイメージは強くなっているの ではないでしょうか。しかし、" 時間" は本当にタイムラインのようにながれているのだろうか? "timeline" を一方向に流れる" 川" に例えると、それに対して、"timelake" という考えが思い浮かびました。 つまり、一方向の流れではなく" みずうみ" のように時間が溜まり、あらゆる方向に流れ揺らぎながら混ざっていくような時 間のあり方。
"timelake" というテーマを設定し、 映像と切り離せない時間を意識的に扱った、時間のみずうみのような新しい映像作品を集めパブリックスペース(日常空間) で、上映することでいつの間にかついてしまった(思い込んでいる)" 時間" や" 映像" のイメージを更新することは できないだろうか。2015 福田真知

Imperceptibly, the image of a "timeline" which flows from left to right has become a classic image of "time". Also, the influence of "picture" with temporal axes that extend to the endings, such as TV dramas, TV commercials, promotional videos, and movies, along with the ability to edit animations, reinforces the image of a timeline drifting to one direction, appearing on SNS (Twitter, Facebook, etc.).
The word "timelake" occurred to me as more accurate when I compared "timeline" to "river" which flowed through one direction. In other words it is not a one-way flow, and time collects like a "lake”. After all, this reflects the way time drifts in every direction and merges while disrupting. By setting a theme called "timelake", we collect new images such as "the lake of time" which reflects an image and time which can't be separated consciously. When we show them in public space (daily life space), we might be renewing the images of "time" and "moving image" that already exist in our minds. (that we are convinced) (Translation :TSUKAMOTO Yasuko)



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上映会

札幌・高松・大阪を巡る、「timelake ‒シングルスクリーン/ 取りまく息を吐く瞬間‒」 札幌では映像作品の上映会を2会場で開催いたします。
スクリーンで展開される映像作品の様々な時間、そして、映画館の様に一つのスクリーンを共有する時間を、ぜひご体感ください。 札幌・高松・大阪を巡る「timelake – シングルスクリーン/取りまく息を吐く瞬間 –」
本編に先駆けて関西を拠点とする作家を中心に映像作品(シングルスクリーンでのループ上映)と平面作品による展覧会を開催いたします。


今井祝雄、岩谷雪子、澤田華、辻田美穂子、寺江圭一郎、福田真知、真砂雅喜、松本さやか、宮北裕美、横山大介

日:2019年8月9日(金)
時: 19:00開場、19:30 上映 参加費:1000円(パンフレット、1ドリンク付き)
場所: TO OV cafe/gallery
予約不要

本編上映後、二人の写真家によるトークを開催します。 これまでの制作や、今回の上映作品についてお話しいただきます。

登壇者: 辻田美穂子 横山大介





今後の予定

大阪会場@遊糸洞


高松会場@@motif@minamo
2019.11.2-9

北海道会場2@さっぽろ天神山アートスタジオ
2019.8. 23





timelake2019FBページ
展覧会

札幌・高松・大阪を巡る「timelake – シングルスクリーン/取りまく息を吐く瞬間 –」 本編に先駆けて関西を拠点とする作家を中心に映像作品(シングルスクリーンでのループ上映)と 平面作品による展覧会を開催いたします。


岩谷雪子、澤田華、福田真知、松本さやか、宮北裕美、横山大介

日:2019年5月14日(火)ー18日
時: 12:00ー19:00 *最終日は17時まで
入場無料
場所: THE THIRD GALLERY AYA

イベント詳細(ギャラリーページ)




timelake2019

高松・トークイベント「湖と海から見えるもの」

連続して展開するtimelake展のプレプレイベントとして、 「湖と海から見えるもの」を開催いたします。
高松にギャラリースペースを立ち上げたminamo主催の國廣優花、 瀬戸内海にある豊島を7年近く撮影している横山大介、 timelake展企画の福田真知で、お話します。


* 終了しました。
日:2019年4月28日(日)
時:19:00ー20:30
参加費:700円 (1ドリンク付き)
予約不要です。
場所: minimo

イベント詳細(FBページ)




   
   画像:「デフォルトな宇宙」2015 小濱史雄

timelake06 「茶の間/ 庭先」

テレビの電源を入れる。夜7時からのプロレス番組にチャンネルをあわせる。見事なスープレックスだったと、明日の誰かとの話題になる。 遠く離れた場所での昨日の出来事が、明日の誰かとの一部になることは、過ぎたはずのtimelineがtimelakeになる瞬間である。(端地 美鈴『Television』より)。
Turn on the television and from 7pm change the channel to a program on professional wrestling. A magnificent suplex hold will be the talk of tomorrow. In a distant and separate place, yesterday’s events become a part of something with someone the following day. It is the moment when a supposedly past timeline becomes a “timelake.” This is an exhibition that goes back and forth between reality and fiction.
四畳半の部屋を改装した いのくま亭では、コタツから眺める映像を中心に展開。
ARTISLONGでは、庭先に見立て現実とフィクションを行き来する。

端地美鈴、小濱史雄、八田郁子、福田真知、東郷幸夫、岡本光博、渡辺英司、大村大悟、平田剛志(テキスト)、前田菜月

ギャラリーいのくま亭 京都・2016年3月8日(火)~21日(月・祝)・[14日(月)休] 13:00-18:00 
GALLERY ARTISLONG・2016年3月8日(火)~20日(日)・[14日(月)休]  12:00ー19:00(最終日17:00まで)



KYOTO EXPERIMENT 2016 SPRINGフリンジ企画「オープンエントリー作品」










timelake05 森の中の湖 [ アーカイブ上映/ インスタレーション]
細い路地に面した静かなASKの空間。
和田香世(絵画)、福田真知(エダ)による森のような空間インスタレーションの中で、3月に開催した「timelake-時間の湖-」展より新風館上映作品の上映(複数画面での上映)をします。

会期: 2015年5月5日(火)から17日(日)
    15:00から19:00(10日(月)休廊、最終日18時まで)
会場: ART SPOT KORIN
    605-0089 京都市東山区元町367-5
HP: https://artspotkorin.wordpress.com/









timelake
平田剛志

  タイムラインからタイムレイクへ。いま、映像はみずうみである。蛇口をひねれば水がでるように、映像はテレビやPC、都市や公共(交通)空間の隅々まで溢れている。かつて映像は「映画」を意味し、特定の日時・場所で見るものだった。だが、いま映像は動画とも称され、PCやスマートフォンで視聴、投稿、編集し、美術館やギャラリーでは映像がループ上映される状況である。映像の終わりなき永劫回帰。かつて映画館やテレビが有した上映・放送の時間感覚は消え、映像の制作・視聴に始点も終点もなく、「The End」さえ出ないこともめずらしくない。さらに映像=時間はレコーダーやハードディスクにみずうみのようにためられ、プールされるのだ。  タイムレイクをコンセプトに掲げた本展は、映像=タイムラインという既成概念を塗り替えるだろう。さらに、このコンセプトは平面・立体作品にも適用されるという。なぜなら、タイムレイクは「みずうみ」というトポスを志向(思考)するからである。春の京都につかの間現れる「タイムレイク」は、映像を再考・再定義・更新する機会となることは間違いない。








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